
レテ・ストリームの支流沿い、特等席に建つダフネの家。大きな木製水車がカラカラと回り、家中の生活魔法をまかなう。2階の窓を開ければ、目の前はもう運河。
MAP
深い水底のドームに広がる、水の都ナイアス。物語の進行とともに、めぐれる場所が増えていきます。
GUIDE MAP

ナイアスは8つの地区でできています。押すと大きく見られます。
NAIAS — UNDER THE SEA

レテ・ストリームの支流沿い、特等席に建つダフネの家。大きな木製水車がカラカラと回り、家中の生活魔法をまかなう。2階の窓を開ければ、目の前はもう運河。

ミルハウスのすぐ前を流れる、エメラルドグリーンの運河。朝はダフネがカヌーで漕ぎ出し、水際ではピクシスとポワンが遊ぶ。一日のはじまりの場所。

すべての水路が交差する中央駅。1階は魔導カヌーや水流列車が行き交う水上駅。最上階のデッキには、空飛ぶ巨大なエイ「スカイ・レイ」がプカプカと係留されている。街でいちばん活気のある場所。

天井から差す光が乱反射し、いつも虹色に輝く大理石の橋。街いちばんの絶景にして、ダフネとピクシスのお気に入りの散歩道。

巨大な巻貝のかたちをした、歴史ある図書館。古代の歴史書や、濡れても破れない魔導書を静かに守っている。耳をすませば、遠い水の歌が聴こえる気がする。

ミルハウスの2階。集めた貝殻や水絹のスカーフ、磨きかけの集音器が並ぶ、ダフネの小さな部屋。窓辺はピクシスの特等席。

街の外れにぽつんと建つ、古びた石の塔。ダフネの師匠バルドの研究所で、黒板には街の「水圧」の謎の数式がびっしり。なぜか塔の周りだけ、街の喧騒が不思議と遠く、音が“響かない”。その名の由来は、まだ誰も知らない。

運河沿いに佇む、お洒落なカフェ。硝子の水槽の中では光るプランクトンが優しくまたたき、テラス席からは水底から差しこむ光のカーテンを眺めながらお茶を楽しめる。ダフネの行きつけの、とっておきの場所。

運河の上に並ぶ、活気あふれる水上市場。真珠のようにきらめく硝子細工、光る魚、水を弾く「水絹」の反物——見ているだけで楽しい品が所狭しと並ぶ。夜は店じまいのあともランタンだけが灯り、昼とはまるで違う静けさに包まれる。

不響の塔のさらに地下、運河の底にひっそりと隠れたバー。大きなアーチ窓の向こうを水中の街の灯りが流れ、ときおり魚が横切っていく。テーブルには小さなランプ。カウンターの奥では、バルドが青く光るカクテルを静かに注いでいる。

街の外縁に広がる、背の高い木々の森。葉は薄く透きとおっていて、風が渡るたび、こずえを通る光が水面のように揺らめく——それが名前の由来。澄んだ湧き水が浅く流れ、苔と羊歯が根を覆う。街のどの音もここまでは届かない。

街の中心をゆっくりと流れる、幅の広い大川。両岸は水に磨かれた古い石畳で、水際まで低い段が続く。流れはほとんど音を立てず、ただ深い。岸に立って眺めていると、不思議と心が静まっていく——そう言い伝えられている川。

街のいちばん外れ、陸がふっと途切れるところにある白い砂浜。細かな砂には小さな貝殻とシーグラスが混じり、透きとおった浅い波が寄せては返す。見上げると「空」がどこよりも近くに見える、少し不思議な海岸。

運河の上に張り出して建つ、白大理石の高級レストラン。海神の息子トリトンの名を冠す。名物は川魚のソテーと、魔法で冷やしたデザート。閉店したあとの店内は、卓上のランプの灯りだけが残って、驚くほど静かになる。

運河沿いに建つ、古書店をかねた喫茶店。壁の上半分と天井が色ガラスの格子窓になっていて、水の底まで届いた光が、青と金の帯になって本棚に落ちる。店の真ん中には細い水路が通り、縁には水草と花。店主はめったに出てこない。誰でも、好きなだけ居ていい場所。

運河ぞいに木骨造の家が並ぶ一角。黄金の季節になると、水の底まで届く光は琥珀色に変わり、運河ぞいの木々は金色に染まる。運河には落ち葉が浮かび、家のわきでは水車が回り、屋根の上や小さな工房の織り機では水絹が乾いていく。夕方には、大理石の岸辺に最初の灯りがともる。
ABOVE THE SEA OF CLOUDS
天井の水面が割れた先にある、本物の空の世界。シーズン2で、少しずつめぐっていきます。

白い雲の海の上に、何にも支えられないまま浮かんでいる巨大な岩山。その斜面に、段々になって街がへばりついている。港には飛行船と小さな飛行艇がひっきりなしに出入りし、風は乾いていて、頭の上には遮るもののない本物の空が広がっている。ダフネがはじめて降り立った、上の世界の入口。

浮島の崖を削って作られた階段が、途中で一度だけ大きく広がる場所。旅の人はここで、風が変わるのを待つ。水の乏しい高みでは、崖に張った網が流れてくる霧から水をこしとり、真鍮の樋を伝って石の水盤へ集めている。水盤のふちは、ピクシスのお気に入り。

浮島の斜面にへばりつくように建つ、少し油くさいガレージ。エリオスの家であり、秘密基地でもある。中は古い歯車と錆びた工具とジャンクパーツで足の踏み場もない。表には大破したままの飛行艇が置いてあって、いつか直してまた飛ばすつもりらしい。ここには水がないので、道具の音だけが乾いて響く。

浮島の中心にある植物園。名前に「風」がつくのに、ここではいつも乾いた風がカサカサと鳴っている。地面は砂漠のようにひび割れ、花壇には土と砂しか残っていない。育っているのは棘だらけの乾いた植物ばかりで、それでも小さな白い花を二つ三つ、間違って咲かせたみたいにつけている。水路は空っぽ、真鍮の蛇口の先には一滴だけ。霧から水を掬うための網が、柱のあいだに張ってある。上の世界では、水は天から降ってこない。

浮島から夜の雲海へ漕ぎ出す、飛行船の航路。頭の上には遮るもののない本物の星が何万も、ダイヤモンドのように冷たく光っている。真鍮のランプと木の舵輪、古い星図。雲がほんの一か所だけ切れる場所があって、そのはるか下に、エメラルドグリーンに光る小さなガラスの球が見える。水の底の街を、はじめて外側から見られる場所。
街はまだ広がっていく。物語の進行とともに、新しいスポットが地図に加わります。